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普段と違う街。フォーミュラワン・ラスベガス・グランプリ SAKURA LAS VEGAS TIMES第7号発行!
普段と違う街。フォーミュラワン・ラスベガス・グランプリ SAKURA LAS VEGAS TIMES第7号発行!
皆様、こんにちは!
今回は11月17日から19日まで、ラスベガスで行われたフォーミュラワン・ラスベガス・グランプリについてお届けします。
ラスベガスでのグランプリは1982年のシーザーズパレスグランプリ以来41年ぶりの開催でした。
今回のレースの最大の見どころは、ラスベガス・ストリップ、カジノ街の公道に作られた全長6.12キロメートル、17コーナーのサーキットです。
レースも夜に行われるという、なんともラスベガスらしい演出になっていました。
このコースを作るため、ラスベガスでは2023年4月から工事が始まり、開催費用は750億円以上になったと言われています。
公道を通るコースですから、チケットを購入していない人にはレースが見られないよう、歩道橋に目隠しをしたり、一部歩道も通行止めになったりと、さまざまな工夫がされていました。
レース数日前の街の様子です。歩道橋やサーキット沿いには目隠しがされ、レースは見られなくなっています。
ただマシンが通る音を聴くだけでも、臨場感は十分感じられますね!
ベラージオホテルの噴水ショーは人気の観光スポットなのですが、その噴水の目の前にも観客席が建てられ、正面からのショーは見られなくなっていたり、ベネチアンホテルの前の池の水が抜かれ、そこにも観客席が作られたりと、いつもとは全く違う街の様子です。
写真はベラージオホテル前の観客席。
いつもは大通りから噴水ショーが見えますが、ブロックされてしまっています。
11月16日のオープニングセレモニーでは有名アーティストとドライバー、シルクドソレイユとブルーマンが参加し、花火も打ち上げられ、盛大に行われました。
11月17日のフリー走行の一回目では、フェラーリのカルロス・サインツらのマシンがマンホールの蓋に接触してしまい、故障。
そのためフリー走行1回目は8分で中止になり、同日に行われたフリー走行の2回目は、サーキット点検のため2時間遅れでの開始。
安全のため無観客で行われるというアクシデントもありました。
その後のレースは、大きな事故もなく、アルファタウリに所属する日本人の角田裕毅選手は残念ながら決勝戦に進むことはできませんでしたが、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン選手の優勝で幕を閉じました。
俳優のブラッド・ピットや元NBA選手のシャキール・オニールなどたくさんのセレブリティーもこのラスベガス・グランプリを観戦しに来ていました。
サーキット建設による渋滞や、今回通行止めになっていたストリップで働く地元民の通勤方法、レースが行われる時間帯など、改善しなければいけない問題もありますが、今年一番の大イベントは成功に終わったといえるでしょう。
2024年は11月21日(木)から23日(土)の予定です。次回はどのようなレースになるのか、今から楽しみです。
公開日 2023年12月1日 14:30
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